今回は、せんせい3年目の ななこせんせい にお話を聞いたよ。
せんせいを目指したきっかけは?
幼いころから自分より年下の子のお世話をすることが好きだったこと、通っていた幼稚園の先生が大好きだったことがきっかけです。
中学校の職場体験で保育所に行かせていただいたのですが、先生の温かい接し方に子ども達の笑みがこぼれる瞬間を見たとき、保育士になりたいという思いが強くなりました。
どうして神戸市でせんせいに?
学生時代の保育実習でも、いま勤めているこども園にお世話になっていました。
そのときに雰囲気や保育環境の良さが好きになって、ここで働きたいと思い、採用いただいてかなえることができました。
実家のある明石からも交通の便も良く、一時金や宿舎借り上げ支援制度といったサポートが充実していたことも理由のひとつです。
働いているこども園について教えて!
乳児は育児担当制で、担当のせんせいが一人ひとり丁寧に関わることで信頼関係を築き、安心して過ごせるようにしています。
幼児の子どもたちは年齢別の「クラス」と、3~5歳がいっしょに過ごす「ファミリー」の両方を取り入れています。
「ファミリー」ではプロジェクト保育という、子どもたちのつぶやきを具体化する取り組みをしています。
プロジェックト保育って何をするの?
たとえば「警察プロジェクト」では、パトカーに乗りたいという子どもの声から、段ボールを使ってみんなでパトカーを製作。
それから「警察がいる」という話になり、今度は制服を作り、園内で毎日パトロールが行われることになりました。
このことを近所の警察署の方にお話ししたところ、勤労感謝の日の行事で実際のパトカーに乗せてもらうことができ、
子どもたちは大喜びでした。
「6つのいいね」のなかで、何か使っている?
おかげで少し金銭的に余裕ができ、将来のための貯金をしながら生活を楽しく送ることができています。
また、宿舎借り上げ支援制度があることで一度は経験してみたかった一人暮らしに挑戦することができました。
通勤時間が短くなり、朝に余裕を持てるようにもなりました。
これからの目標を教えて!
「こんなことやってみたい!」と積極的に伝えてくれる子もいれば、思いはあるけれど伝えることに勇気が必要な子もいます。
「実はやってみたいことがあるんだ」といった見えない気持ちに気付き、一人ひとりの姿をしっかり見つめられる先生になりたいなと思っています。
興味・関心が活動につがなること、友だちと共有して楽しむ経験を通して、子どもたちの自分らしく生きる力につながれば
嬉しいです。