今回は、スポーツ万能な男性保育士、ゆうきせんせいにお話を聞いたよ。
ゆうきせんせい、こんにちは!
こんにちは!
せんせいが働いている園は、とっても自然が多いところだね。
そうなんです。まわりに公園も多く、季節の変化も感じられるので、子どもたちものびのびと成長していますよ。
神戸市は、まちも魅力だけど、こういうゆったりと過ごせる環境もあって多彩だよね。
そう思います。まわりの環境も魅力ですが、園そのものもすごくアットホームなんです。
保育士として働くにはとってもいい環境です。
今は、何歳の園児を担当しているの?
せんせいになって4年目なのですが、今は、3歳児のクラスを
担当しています。
3歳くらいの園児って、どんどん喋れるようになったり、
成長する姿に驚かされるよね。
そうなんです。鉄棒の逆上がりなんかも教えたことを、おもしろいほど吸収していきます。
園児の成長した姿を保護者と一緒に喜べる瞬間は、本当に嬉しいものです。
とってもやりがいのある仕事だね。
ところでせんせい!今は、男性のせんせいがどんどん増えているけれど、
ゆうきせんせいは、どうしてせんせいになろうと思ったの?
保育士に興味を持ったのは高校生の時でした。
社会福祉系の大学に通っていて保育が専門ではなかったのですが、
ずっと人と関わる仕事に就きたいという想いがあって、
保育士の仕事に興味を持ちました。
そうなんだ!立派だなぁ。
人と関わる仕事の中から保育士に決めたきっかけは何だったの?
学生の時に、以前働いていた園に実習に行ったのですが、6月に短期間お世話になった後に「9月の運動会を見においで!」と園長せんせいから誘っていただいんです。
その時に、園児たちが6月にはできていなかった竹馬をなんなく乗りこなしているのを見て、子どもの成長の早さに驚きました。
そして、そんな成長の瞬間を見守りながら一緒に過ごしていきたいと思うようになり、せんせいになることを決めたんです。
こんな真剣な気持ちでせんせいになったことを、
子どもたちみんなに話してあげたいな。
ゆうきせんせいは、
神戸市の助成制度の一時金を利用しているんだよね?
はい、4年前にせんせいになった時から利用しています。
園に採用が決まって、園長せんせいから教えてもらったのが
きっかけでした。
そうだったんだ。制度を利用できてよかったなって感じることはある?
はい、実感しています。もともと知らなかった制度だったこともあり、想像していたよりも金銭面で余裕が生まれました。
それは、うれしいね。
プライベートな時間の充実にもつながるもんね。
そう思います。
ぼくは、体を動かすのが好きなので、神戸市北区にある「しあわせの村」によく行くんですが、一生懸命働いてプライベートも大切にできるのは制度の支えもあってこそ。
神戸市でせんせいになってよかったと感じています。
ゆうきせんせいは、見るからに体ががっちりしていているよね。
体を動かすのが好きってことは、何かスポーツをしているの?
学生時代はバスケットボールと長距離走をしていて、今も、神戸マラソンに参加するなど運動を続けています。
過去4回神戸マラソンに参加しました。
すごーい!マラソンなんて、考えただけでもクラクラしてきた。
ゆうきせんせいは、スポーツ万能なんだなぁ。
運動を続けて来たことは、保育士の仕事に生きてる?
はい、とても役立っていると思います。
園のまわりには自然が多くて、一緒になって駆け回ったり、園児たちと体をつかって遊ぶことも多いんです。
なので、趣味の運動と仕事の保育がつながっている
という感じですね。
ダイナミックな遊びは男性のせんせいならではだよね。
「たかいたかい」も、けっこう高く子どもを持ち上げられるので園児たちからのリクエストは多いですね。
なるほど〜。せんせいの仕事は、園児と遊びながら体を鍛えているって感じだね。
あと、最近は離婚率も上がり、母子家庭の園児も増えています。
お母さんや女性のせんせいだけではなく、男性のせんせいと関わる経験が子どもたちにとってプラスになっていたらうれしいですね。
せんせいの仕事の魅力が広まって、これからますます男性のせんせいが増えていくといいよね。
ゆうきせんせいから、これからせんせいを目指す学生にメッセージをもらえる?
せんせいになる時に、まず大切なのは園選びです。
僕の場合は、園の規模と保育方針を中心にインターネットなどでたくさん調べました。
自分が思い描く保育と重なる想いをもっている園を見つけて、実際に訪れてみるのがいいと思います。
うんうん、これからせんせいになる人みんなが「ここで働きたい」と思える園と出会ってくれたらうれしいね。
せんせい自身のこれからの目標はある?
そうですね、保育士は、大変なこともたくさんあるんですけど、とてもやりがいのある仕事です。
せんせいになりたての頃は保育士の資格だけでしたが、今は幼稚園のせんせいの免許も取得しました。
園児ばかりではなく、そうやって自分もどんどん成長しながら、園児たちが楽しく過ごせるよう保育に向き合っていきたいと
思います。