将来、こども園や幼稚園、保育園の「せんせい」になりたい!でも具体的にどうすればいいのか分からない人も多いのでは?どんな勉強をすればいいの?そのためにはどんな学校で学べばいいの?いまのうちからできることは?ここでは、みなさんが教育・保育の世界に進むための方法やプロセス、資格のことなどをご紹介します。

「せんせい」になる近道は、養成校に入学すること。「せんせい」になる近道は、養成校に入学すること。

こども園や幼稚園、保育園の「せんせい」になるにはいくつかの方法がありますが、最短ルートは、専門の知識と技術を身につけられる養成校への入学です。現場で求められる力をしっかり学び、即戦力として活躍できる準備を整えましょう。

こども園のせんせいになるには、幼稚園免許・保育士資格の両方が必要です。養成校の履修課程によっては、卒業時に両方の免許・資格を取得できる場合があります。

養成校選びのヒントに。オープンキャンパスに行ってみよう。養成校選びのヒントに。オープンキャンパスに行ってみよう。

養成校の雰囲気や学べるカリキュラムなど、学校を知るには実際に足を運んで感じるのがいちばんです。
各学校で夏休みなどに開催されるオープンキャンパスに参加して、先生や先輩の話を聞いてみましょう!進路選びのヒントがきっと見つかります。

※オープンキャンパスの情報は、各養成校のWEBサイトをご覧ください。

兵庫県などが実施している高校生のための保育の仕事体験に参加してみよう。兵庫県などが実施している高校生のための保育の仕事体験に参加してみよう。

兵庫県では高校生を対象に「保育の仕事体験」を実施しています。夏休みの3日間の体験を通して、こどもたちに関わる楽しさ、仕事の意義や専門性を身近に感じることができます。また神戸市社会福祉協議会では、神戸市内に在学の中高生を対象にした福祉体験学習(ワークキャンプ)を実施。こちらでも夏休みに、保育園・こども園で実際の仕事を体験できます。

※いずれも令和7年度の募集は終了しています

就職フェアに参加して、現場の先生の話を聞いてみよう。就職フェアに参加して、現場の先生の話を聞いてみよう。

神戸市には、さまざまな保育園・幼稚園・こども園があります。それぞれの園の特徴を知り、自分に合った園を選ぶ参考にしていただくために、年に数回「就職フェア」を開催しています。現場で働く「せんせい」たちから、仕事内容ややりがいについて直接話を聞けるいい機会。事前予約も不要なので、気軽に参加してみてください。

トライやる・ウィークは、中学2年生を対象に地域の事業所などが5日間の職場体験を行う、兵庫県独自の教育活動です。働く体験を通じて「生きる力」や「思いやりの心」を育てることが目的です。保育士に興味がある人は、保育園やこども園での体験も選べます。こどもとふれあいながら、保育の仕事を学ぶ良いチャンスなので、ぜひ活用してみてください。